【心理学】古典的条件づけとは【パブロフ型条件づけ】その1

古典的条件つけとは何か?心理学を学び始めたばかりですが、とてもとっつきやすいテーマでしたので、難しくならない程度に概要をまとめてみます。今後、学習を重ねていくうちにもっと細かいところまで掘り下げられるようになっていきたいと考えています。そのため、今回はその1として記載してみました。
古典的条件付けとは
古典的条件付けとは、特定の反応を起こす刺激と、そうでない刺激を同時に提示し続けると、いずれはそうでない刺激に対しても特定の反応を起こすようになるものである。
ロシアの生理学者パブロフの研究
身の回りにある古典的条件付けを考える
オペラント条件づけとは
活用するためには
ロシアの生理学者パブロフの研究
古典的条件づけの研究はロシアのパブロフが有名。
パブロフは、イヌを使った実験を行いました。
イヌは、エサを与えると唾液を分泌します。
それと同時に、メトロノームの音を聞かせることを繰り返し行いました。
もちろん、メトロノームの音を聴いただけでは唾液を分泌しません。
しかし、それをしばらく続けていると、最初はメトロノームを聴いただけでは唾液を分泌しなかったのが、メトロノームの音を聴いただけで唾液を分泌するようになりました。
なんでメトロノームで唾液がでるのか、それだけを考えればよくわからないことですが、同時にエサを与えていたことで、メトロノーム=エサがもらえると生理的に反応してしまうようになったわけです。
これを古典的条件づけ、または条件反射とも言います。
身の回りにある古典的条件づけを考える
だれの回りにも、古典的条件づけといえることがあるのではないでしょうか。
犬に追いかけられたことがある人が、犬に吠えられたらついつい逃げ出してしまう。
犬を見ただけでは、特に何もないはずなのに、追いかけられたという経験から、無意識に逃げ出してしまうという行動が出てしまう。
オペラント条件づけとは
オペラント条件づけとは、特定の行動を行うと特定の結果が得られると学習した結果、その結果を得るために特定の行動を行おうとする条件づけである。
古典的条件づけが反射的な生理行動であるのに対し、オペラント条件づけは意識してその行動をとるという違いがありますね。
活用するためには
古典的条件づけ、オペラント条件づけを知っていると、日頃の生活でも役立つことがありそうな気がします。
仕事がうまく行った時に特定の行動を取り続けると、その行動をするだけで仕事がうまく行った気になるのではないでしょうか。
もしかしたら、周囲が気持ちよくなる、やる気がアップするような条件付けができると、みんなハッピーになれるかもしれませんね。